現役高校生の声を反映させた、高校生による高校生のためのプレイリスト

トレンドに敏感な高校生たちが、テーマにあわせた楽曲を集めてプレイリストを作成する本企画。今回のテーマは「冬の朝に聴く楽曲10選」です。

渋谷トレンドリサーチでは、高校生に選出された楽曲について解説していきます。

冬の朝にプレイリスト by INGteens  

マフラー/羊文学
冬のあとがき/アイビーカラー
右手のネイル/とた
いつか/Saucy Dog
冬が終わる前に/清水 翔太
snowspring/チョーキューメイ
SOULSOUP/Official髭男dism
白銀/Eve
everlasting snow/Aimer
メルト/WurtS

【マフラー】羊文学

羊文学が2018年にリリースした「マフラー」。空間にふわりと広がるようなオルタナティブなサウンドと透き通った歌声が特徴です。冬の冷たい空気感を表現している楽曲のため、寒い朝に季節を感じながら聴きたいという高校生も多いよう。

【冬のあとがき】アイビーカラー

アイビーカラーが2020年にリリースしたのが「冬のあとがき」。タイトルの通りまさに冬にぴったりな楽曲で過去の恋や情景を歌った一曲です。佐竹惇の透明感のある歌声や、鍵盤の音色が切なさを表現してくれ「聴いていると涙が出る」という声が多かったのも特徴です。

【右手のネイル】とた

シンガーソングライターのとたが歌う「右手のネイル」。「もう冬になっても　手を握って　あたためてくれないね」という歌詞からも伝わる通り、失恋後の喪失感を歌った楽曲です。それでもゆっくりと前を向くこの曲に高校生からは「心地よさと前向きな気持ちがもらえる」という声が上がりました。

【いつか】Saucy Dog

ロックバンドSaucy Dogが2017年にリリースした「いつか」。彼らの代表曲でもある「いつか」は作詞を担当した石原慎也が実体験に基づいていると話していた一曲です。シンプルに構成された楽曲だからこそ、メッセージ性が高く、もう会えない人への想いが聴く人の心を揺さぶります。

【冬が終わる前に】清水 翔太

清水翔太が歌う「冬が終わる前に」は2012年にリリースされた一曲。あたたかさを感じさせてくれるボーカルが寒い冬の朝にしみるよう。「世界中の会えない恋人達が　神様どうか　会えます様に　冬が終わる前に」という歌詞は遠距離恋愛をしている高校生にとっては応援ソングにもなってるようです。

【snowspring】チョーキューメイ

テレビアニメ「ゆびさきと恋々」のエンディングテーマも担当しているのがリリースされたばかりのチョーキューメイの「snowspring」です。雪と春を意味するタイトルの通り、冬と春が混ざり合ったようなあたたかい二人の関係性を歌ったラブソング。優しくポップなメロディに「口ずさんでいると元気になれる」という声もありました。

【SOULSOUP】Official髭男dism

Official髭男dismが2023年にリリースしたのが「SOULSOUP」。「劇場版 SPY×FAMILY CODE: White」の主題歌も担当しています。いろいろなジャンルをまさにスープのように混ぜた楽曲で、歌詞をみても人生のいろいろな苦難をどこかユーモラスに描いています。「この曲を聴いてると元気になれる」という声も多く寄せられました。

【白銀】Eve

シンガーソングライターのEveが2020年にリリースした「白銀」も選曲されました。雪景色を思わせる白銀というタイトルですが「この白の世界で僕達は　一体何色に染まるのだろう」と未来に想いを馳せているのがわかります。今日はどんな日になるだろう？と考えたくなる楽曲で冬の朝に聴きたいというのも納得。

【everlasting snow】Aimer

Aimerが2016年にリリースしたのが「everlasting snow」。2022年には「LINEギフト」のTVCMも担当し、冬の寒い日に送られてくるギフトが心を温めてくれる様子が印象的だった人も多いはず。Aimerの歌声もあたたかく季節を感じさせてくれるバラードです。

【メルト】WurtS

「JR SKISKI」のテーマソングも担当していたWurtSの「メルト」。キャッチーなメロディが特徴的な一曲で、冬の楽しさがギュッと詰まっているよう。コロナ禍を経てということもあり「冬を取り戻すんだ。」というコピーのもとCMが制作されていたため、リアルの場で冬を楽しむというイメージも強いよう。「この冬はどうすごそう？と考えながら聴きたい」という高校生の声もありました。

今回は「冬の朝」をテーマにしたプレイリストです。冬をテーマにした楽曲が選曲されましたが、失恋ソングから楽しい気持ちになる曲まで幅広くラインナップしているのが特徴です。また、歌声やサウンドからあたたかさを感じるものも多く、寒い季節もお気に入りの曲を聴きながら過ごしている高校生の様子が目に浮かぶよう。

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