現役高校生の声を反映させた、高校生による高校生のためのプレイリスト

トレンドに敏感な高校生たちが、テーマにあわせた楽曲を集めてプレイリストを作成する本企画。今回のテーマは「秋に聴きたいノスタルジックな楽曲10選」です。

渋谷トレンドリサーチでは、高校生に選出された楽曲について解説していきます。

秋に聴きたいノスタルジックなプレイリスト by INGteens  

幻影列車 / SIX LOUNGE
フロントメモリー feat. ACAね (ずっと真夜中でいいのに。) /神聖かまってちゃん
September / aiko ※AL「夏服」
キンモクセイ / オレンジスパイ二クラブ ※AL「イラつくときはいつだって」
セプテンバーさん / RADWIMPS
autumn orange / AAA
金木犀 / なとり
燈 / 崎山蒼志
それがあなたの幸せとしても / ダズビー
コーヒー / 友成空

【幻影列車】SIX LOUNGE

大分県出身のロックバンドSIX LOUNGEの「幻影列車」。ミディアムなロックチューンで、ノスタルジックなメロディが特徴です。歌詞をみても「行く先のない無人列車に乗っていく　君はもう乗ってこないだろう　だけど悲しくない」と儚く、切なさが感じられます。秋の気配が深くなるこれからの季節にはぴったり。

【フロントメモリー feat. ACAね (ずっと真夜中でいいのに。)】神聖かまってちゃん

神聖かまってちゃんがずっと真夜中でいいのに。のACAねを迎えた楽曲「フロントメモリー」も選曲。夏の情景を歌った楽曲で、ピアノの音が軽やかに楽曲を彩っているのが特徴です。「爽やかな夏の景色が目に浮かぶ！」という声もあり、夏を振り返りながらセンチメンタルな気分に浸る高校生もいるようです。

【September】aiko ※AL「夏服」

シンガーソングライターのaikoが歌う「September」。しっとりと大人っぽいバラードで、歌声の抑揚も印象的な楽曲です。空や季節の変化を感じるようなサウンドで、感情的な歌い方で見せるサビも特徴。自分の恋心に向き合う主人公の気持ちに共感する高校生も多く、タイトルが意味する9月の通り、秋らしい曲と言えます。

【キンモクセイ】オレンジスパイ二クラブ ※AL「イラつくときはいつだって」

4人組のバンドオレンジスパイ二クラブが2020年にリリースしたのが「キンモクセイ」です。秋を代表する花キンモクセイをタイトルにし、好きな相手を「君のイメージ金木犀よ」と歌っている楽曲です。切ない恋心を歌うこの曲は高校生にも人気が高く、ノスタルジックな気持ちに浸りたい時にぴったり。

【セプテンバーさん】RADWIMPS

RADWIMPSが2006年にリリースした「セプテンバーさん」。RADWIMPS がインディーズ最後のライブを行った9月3日に由来しているタイトルと言われ、ファンからも長く愛されている一曲です。リリースから少し時間が経っていますが、TikTokなどでも注目を集めています。夏が過ぎても残っている本物の想いを歌った楽曲で切なさだけでなく、前向きな気持ちになれるのが特徴です。

【autumn orange】AAA

AAAが2014年にリリースした「autumn orange」。秋に向かう少し寂しい気持ちを、もどかしい恋と重ねた楽曲で「秋と言えばこの曲！」という声も聞かれました。「オレンジ色に舞う秋風　もどかしい想いさらって　足元の枯れ葉　ほら　舞い上がる」という歌詞がぴったり合う季節ももうすぐです。

【金木犀】なとり

リリース前からTikTokやYouTubeで公開されていたデモが累計130万再生を突破するなど話題を集めていた、なとりによる「金木犀」も選曲されました。歌詞を見ると「ねえ金木屋と一つになって、もうさようなら　あなたの言葉でこの夜を解いて」と切なさも感じさせ、高校生からは「夜に聞きたい曲！」という声もありました。

【燈】崎山蒼志

シンガーソングライターの崎山蒼志が歌う「燈」。テレビアニメ「呪術廻戦」のエンディングテーマとしても知られています。バラードでありながらも、ラップパートも構成されているのも特徴です。繊細で美しい楽曲でありながら暗さや悲しみも感じられ、中毒性があると高校生からも人気の楽曲。

【それがあなたの幸せとしても】ダズビー

歌い手ダズビーによる「それがあなたの幸せとしても」。透明感のあるまっすぐな歌声が、聞く人の心に寄り添うようで温かい気持ちになれるとリリース後から人気を集めています。考え事が多くなる秋の夜長にぴったりな一曲で、高校生からは「聞いていると悩みがなくなるみたい」という声も聞かれました。

【コーヒー 】友成空

シンガーソングライターの友成空が2022年にリリースした「コーヒー」。冷めたコーヒーを見て、もう戻れない当たり前だった日常に気づかされる切なさの詰まった楽曲です。優しい歌声がより寂しさを象徴するよう。過ぎ去った楽しい日々を振り返るようなミュージックビデオにも注目です。

　

今回のテーマは「秋に聞きたいノスタルジックなプレイリスト」ということで、夏の終わりを懐かしんだり、進む季節に切なさを感じるような楽曲が多く選曲されました。情景が浮かぶような曲が多いのも特徴で、高校生たちは楽曲の世界観にどっぷりと浸かりながら聞いているようです。

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